2020-11-21
「Restaurant Pachon」
家族物語
1984年オープン。日本におけるフレンチ界の草分け的存在である「Restaurant Pachon」(レストラン パッション)。 ここは歴史ある暖炉の空間のなか、由緒ある称号を持つアンドレ・パッション氏とそのファミリーが温かくもてなす代官山の老舗フレンチレストランです。
ファッショナブルに変わりゆく街を、半世紀もの間、静穏に見守り続ける代官山ヒルサイドテラス。最先端のショップからオフィスや住居が並ぶ複合施設の地下に「Restaurant Pachon」(レストラン パッション)は在ります。東京で10年、20年と同じ姿勢でレストランを続けることが難しいと言われている時代に代官山で確固たる地位を築き、35年以上の歴史を創り続けています。
オーナーシェフを務めるアンドレ・パッション氏は、1944年 南仏モンペリエに生まれカルカンソンヌで育ちました。料理人を志す少年時代を過ごし、16歳で料理人へ。国内レストランを経てカナダへ渡航。1970年に大阪万国博覧会にてカナダ館の料理長を探しているという話を耳にして来日。そこでパッション氏はマダムと運命の出会いを果たします。
その後も日本に残り、東京の名店で研鑽を積んだ後に「Restaurant Pachon」(レストラン パッション)を開店。以降、マダムと共にこだわった店づくりを重ね、いつの日か2人のご子息も加わります。パッション・ファミリーは時代に惑わされることなく、東京で伝統的なフレンチの定着とレベルの向上を果たし続けます。
当初より「美味しい料理を作る極意は、その料理を食べることを愛すること。」 そして、「フランス料理の奥義は、土地土地の食材から作る郷土の料理。」 と話すパッション氏。最近は『フランス郷土料理』という本を発行し、その想いを綴りました。
訪れる度にパッション氏の想い、そしてご家族の愛をしっかりと感じる、特別な場所。
‘ 時を包む。ウエディング ’ では、パッション・ファミリーによって伝統と華やかさを両立させている老舗フレンチレストラン「Restaurant Pachon」(レストラン パッション)を、新たな家族が生まれる場所として丁寧にご案内させていただきます。